高校時代まで奥様が育った実家のマンションをリノベーションして、ご家族好みの家に大変身したY様の家。
奥様の実家の近くに家を持ちたいと、6年前に中古の戸建てを購入したA様。窓からのどかな田園風景を望む、子育てにぴったりの場所です。
購入時にリノベーションという考えはあったものの、気に入った施工会社が見つからず、当時はクリーニングのみで入居することになりました。暮らしはじめて芽生えたのは、「間取りもテイストも自分たちの好きな空間で暮らしたい」という想い。レトロ雑貨や古道具が好きなA様ご家族にとって、リノリノの造る空間はイメージ通りだったと言います。「レトロ雑貨が似合う家にしてほしいと伝え、あとはおまかせ。それぐらい信頼していました」とご主人。独立していたキッチンは対面にしてオープンに。背面には足場板の棚と家具を設けました。
オープンになったことで、肩を狭めながら歩いていた狭い通路も広くなり、暮らし心地もアップ。8歳と4歳のお子さんが選んだカウンターのモザイクタイルがアクセントです。ご夫婦の好みを受け継ぎ、すっかり古いもの好きになったお子さん達。大人顔負けのセンスで、「家族全員でコーディネートを楽しんでいます」とのこと。
DIYが得意なご主人は今もせっせと作業中。当初、手つかずだった2階部分の床を張り替えたいと意欲満々です。博物館さながらに、A様ご家族のお気に入りを集めた空間が出来あがっていくことでしょう。