荒川区町屋 S様邸

 

愛猫が喜ぶDIYを楽しめる住まいづくり

以前リノリノが手がけたリノベ賃貸物件に住まわれていたS様。38㎡1LDKとコンパクトながら、猫と一緒に暮らせる喜びを味わっていました。入居から1年半が過ぎたころ、S様の暮らす家のお隣を、リノリノがリノベーション工事して販売することが決定。「当初は購入しようという気はなかった」というS様ですが、リノベーション工事の進行を毎日のように見ているうち、愛する猫とここで暮らしたいという想いがつのっていったようです。「リノリノさんのつくる住まいは、女性が好きな感じ。キッチンも使いやすいですし、内覧会のときに置かれている家具や小物も、私好みでした。実際にリノリノさんが手がけた賃貸に住んでいたら、"こういう暮らしをしてみたい"という期待がどんどんふくらんでいきました」。賃貸と持ち家の大きな違いは、広さと費用。S様の場合、賃貸物件の倍ほどの広さになる上、住宅ローンの返済金額も家賃に比べて割安でした。「町屋という町自体の住み心地もよかったですね。治安も良いですし、下町らしいあったかさもあります」。


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リノベーションは、都内ならではの狭小地でいかに快適に暮らすかを工夫したプランとなりました。2階にリビングをもってくることで、日当たりを良好に。天井部分はもともと構造体だった丸太の梁を出して、古き良き素材を生かしています。天井上には断熱材も敷きこみ、寒さ対策もばっちり。むき出しの梁には猫が歩けるよう吊り橋を、なんと自作されたとか! 壁にもキャットウォークをつけるなど、賃貸では実現できなかったDIYを存分に愉しんでいるそうです。「古いおうちはすべてを改善できるわけではないので、S様のように、リノベ賃貸での生活を体験してみた上で、その暮らしが自分に合っているのかどうか判断してから購入するというのはベストな選択です」とリノリノの石井由花さん。リノベーションした戸建ての良さを実感したS様が選んだのは、やはり、猫も人間も心地よく暮らせる空間だったのでした。





2階リビングは梁を出した開放感のある空間になっています。

洗面スペースは造作棚とタイルをあしらったオリジナル洗面台を採用。

明かり取りの窓にはステンドグラスを使っています。

猫も人間も心地よく暮らせる空間。

天井の梁に猫ちゃん用の吊り橋をつくりました。