ベーグルpanque

車の行き交う大通りに面した、黒い格子窓の建物。
そこだけ時間が止まったような雰囲気が目を引く、
ベーグルのお店です。

若いオーナー夫妻のご希望は「JUNK」なテイストでした。
同じくJUNKなものが大好きなRenoЖRenoスタッフが
はりきってプランニングしました。

たとえば、色の塗り方。
入り口の開き戸は、外側が黒、内側が白ですが、
いったん逆の色を塗ってから重ね塗りしているんです。
白を塗ってから黒を、黒を塗ってから白を。
こうすることで、やすりで少し削ったり、
使って擦れていくたびに下地の色が出てきて
ますます味わい深くなるんですね。

壁も一度塗装してから、色を残しつつ剥がしています。
きれいに造った入り口の土間やドアも、
わざとムラをつくって仕上げました。

入り口のランプをエイジングしたり、
木箱に板を渡してカウンターをつくったりと
オーナー自ら手を加えた店内は、
古びた感じなのに汚らしくない、絶妙なジャンクさです。

アンティーク好きなオーナー夫妻に集められた
ノスタルジックなアイテムが並ぶ店内は
ついつい長居してしまいそうな心地よさ。

おいしいベーグルやプレッツェル、スコーン、
そして焙煎珈琲とともに、
ひとときのおしゃべりもお楽しみください。

ベーグルshop「panque」
広島市西区中広町1-2-1